市原市議会議員 さいとう武士のブログ

千葉市野球場(有吉公園・古市場公園)視察

昨日は、千葉市にある「千葉市野球場(有吉公園・古市場公園)」を視察してまいりました。

グラウンドの整備状況は非常に良好で、どこを見ても綺麗に保たれており、利用者にとって安心・快適な環境が整えられていることが一目でわかりました。

正直なところ、市原市内の一部のグラウンドと比べると、その差は歴然。
市原では、グラウンドの中に木の根っこが出てきていた(⁉)という話すらあるのに対し、千葉市のグラウンドではそうした問題は見られませんでした。

特に印象的だったのが、千葉市が導入している指定管理者制度の運用方法です。
千葉市では、指定管理者に対して「年間◯回の草刈り」といった形式的な管理ではなく、「常に◯◯という水準を維持すること」といった“規定水準”を設定しているとのこと。

これにより、管理者は「ただ決められた回数や期間に作業を行えばよい」という発想ではなく、「利用者がいつ来ても快適に使える状態を保つ」という視点で日々の保守に取り組んでいるそうです。
これは非常に理にかなった仕組みであり、市原市においてもぜひ導入を検討すべきだと感じました。

公園やスポーツ施設は、多くの市民にとって身近な公共空間であり、健やかな日常や地域コミュニティの拠点にもなっています。
そうした場所が適切に整備・管理されていることは、行政としての基本であると同時に、利用者の満足度や地域の誇りにもつながる重要な要素です。

今後、市原市でもこうした他市の先進事例を参考に、管理体制や契約のあり方を見直し、市民の皆さんが安心して施設を利用できる環境整備に取り組んでまいります。

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