昨日の本会議では、教育民生常任委員会の委員長報告(代理)を務めるとともに、個別質問を行いました。
今回の質問では、残土埋立てに関連する造成行為について取り上げました。対象となるのは、海保から片又木にかけての区域で、林地開発とみられる大規模な造成が行われている現場です。
現地では、小高く土砂が積まれている箇所が複数確認されており、開発許可や事業概要を示す標識も設置されていないという状況です。そのため、周辺住民の皆さまからは「先日問題となった無許可埋立てのようになるのではないか」といった、不安の声が多数寄せられています。
この件については、開発許可権限を持つ千葉県の所管であり、市に直接的な権限はありませんが、それでも市としてこれまで可能な限りの対応を行ってきたとの説明がありました。
また、今後は当該行為の中止や速やかな原状回復が実現するよう、県に対して積極的に働きかけを行っていく方針である旨の答弁も得ました。
私は改めて、地域住民の安全・安心を守る立場から、このまま違法な造成・埋立てに発展させないためにも、現場の状況を継続的に注視し、市として必要な対応を確実に講じるよう強く要望いたしました。
残土や開発行為を巡る課題は、一歩対応が遅れると大きな環境破壊や生活被害につながりかねません。行政が連携して早期に動くことが、何より重要です。
これからも、地域の課題に真摯に向き合い、市民の皆さまの声を丁寧にすくい上げながら、市政に届けてまいります。
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