市原市議会議員 さいとう武士のブログ

療育分野における外国人財の活用

昨日は、衆議院会館で開催された「療育分野における外国人財の活用セミナー」に参加してきました😊

当日は、こども家庭庁・厚生労働省・文部科学省・出入国在留管理庁の方々によるご講演に加え、療育に詳しい専門家の先生方による座談会も行われ、さまざまな角度から学びのある時間となりました。

中でも特に印象に残ったのは、「児童発達支援管理責任者(児発管)」に外国人を起用できるか、という点です。

言葉の壁や文化の違い、保護者の不安などがある中で、現時点で「すぐに導入を」と言うのは難しい、という現実も見えてきました。

一方で、AIを使ってコミュニケーションを補いながら、文化の多様性を活かしていくという提案もあり、これからの可能性を感じました。テクノロジーの進化が、支援の質を高めていく一助になるかもしれません。

また、制度や資格取得に関わる手続きの複雑さも大きな課題として浮かび上がり、外国人が児発管として現場で働くには、研修体制や制度の見直しが必要だと感じました。

外国人材の活用にはまだ課題が多く残されていますが、療育の現場に新しい価値をもたらす可能性もあると感じられた、大変有意義なセミナーでした🌏

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