市原市議会議員 さいとう武士のブログ

こども食堂の社会的役割

昨日は午後より、「こども食堂の社会的役割」をテーマに、NPO法人レイライン の森田氏からZoomにてご講義をいただきました。

非認知能力が認知能力の発達を支えるというお話や、貧困状態にある子どもたちの学力が10歳を境に急激に低下するというデータなど、非常に示唆に富んだ内容ばかりで、大変勉強になりました。

そもそも、こども食堂が必要とされる社会とは、裏を返せば「本来あるべき行政の支援が十分に機能していない」という現状の表れでもあります。
国や地方行政の対応の不十分さが、結果的に子どもたちを取り巻く環境へ悪影響を及ぼしていることは否定できません。

すべては次世代のために――
今こそ、私たち一人ひとりが果たすべき役割を明確にし、目の前の課題と正面から向き合いながら、一歩ずつでも改善に向けた行動を積み重ねていくことが求められていると強く感じます。

行政、NPO、地域住民がそれぞれの立場を超えて連携し、課題を共有しながら、実現可能な解決策を共に模索していくことが何よりも大切です。

今回の講義で得た学びや気づきを、今後の政策提案や活動の中でしっかりと活かしてまいります。

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